白河夜舟の備忘録

【白河夜船】実際には見ないのに、見たふりをすること― (引用:広辞苑)

自分のための記録です。思考や感情の変遷を、日記的メモ的にまとめています。
学生時代の記事は一部を除いて非公開にしています。
過去の自分は他人だと思っています。

記憶容量の話

InstagramTwitterYouTubeをはじめとする昨今のSNSやブログなどは途方もない超大容量のサーバーを所有していて、数メガバイトの画像も動画も気軽に上げることができる。毎日のように画像や動画を上げても、現段階では上限に達する気配はないし。

…とはいうものの、個人的な人生の記録を第三者のサーバーに負荷をかけながら蓄積させることは幾分か抵抗がある、ネット上に記録として上げる画像には、観光地などで撮った、匿名の、調べれば似たような画像が山ほど出てくるものもあるし。
一方で1日1000文字の日記をかけば1日2KBで済んで、一年間で365x2=730kB~1MB=50万文字、大体文庫本2冊程度のサイズに収まる。50万文字は個人の1年間の出来事や思考、感情を記録するには少ないということもないだろうし、適当にスマホで撮った2MBの画像1枚と比べても圧倒的な情報量がある。第三者サーバーに頼らずとも、個人が無理なく所有できる容量に収まる、そういう意味でもブログのようにこうして文字で記録しておくことは、エネルギーの消費を抑えられて罪悪感が少ない。
と言いつつも、百聞は一見に如かず、視覚的・聴覚的なイメージをダイレクトに保存したい場合は何の躊躇もなく画像や動画を上げるんだけど。ただやっぱり言語で記録しないと表面だけが綺麗な虚無が無駄に溜まるだけなので…

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データセンターの建築設計することも多かった(自分は過去に1件だけ)けど、ネットで適当に調べてみるとGoogleなんかは20ZB(G<T<P<E<Z<Y, 20x10^9TB)近いサーバーを所有しているという記事もあった。とんでもない数や。