白河夜舟の備忘録

【白河夜船】実際には見ないのに、見たふりをすること― (引用:広辞苑)

自分のための記録です。思考や感情の変遷を、日記的メモ的にまとめています。
学生時代の記事は一部を除いて非公開にしています。
過去の自分は他人だと思っています。

知性の介入

メモ:露骨なメタファーやこれ見よがしの技術はその世界観が作為的に創造されたものであることを無慈悲に宣告する。感覚的な創作物は粗野で無責任ながら、知性的な創作物は無粋で野暮になる。創作物は常に知性-頭脳と感性-身体の鬩ぎ合いにあって、感覚的な創造物に知性を介入させることの役割は知識や技術によって感性を補正することにあるだけでなく、むしろ創作物がdesignedされるため、感覚的に良とされる部分を技巧的に組み上げる傍観者となることにあるような気がする。