一級建築士試験合格

一級建築士試験に晴れて合格しました。独学ストレート！拘りの縛りプレイ（.3mmシャーペン1本フリーハンド）も報われました。ブログでくらい驕らせてほしい。助けてくれた友達には感謝に堪えません。
受かる自信があったかどうかは定かではないけれど，無意識に自信がある状態で落ちるのだけが怖かった，，，

10月の本試が台風で延期になってから，
11月はポケモン剣で時間を潰していたけれど，
12月に入ってからの演習でエスキスの精度とスピードが向上したので，
逆に延期にならなければ（不合格で）1年間延期していた可能性が高かったなあと今になって思ったりします。

敷地・法律整理と要求室整理

1/800スケールで設計。
駐車スペースに問題がないことを確認。管理部門の詳細プランを書いて本番へ。
恐ろしいことに部屋が一つ足りない（）
（全てを描き終えてから気が付く、、、室不足は即失格という噂、、、）

振り返ってみると，設計が1時間で終わったことが何よりも勝因として大きかったなあと思います。広い講義室でひとり本番用紙に貼り替えて最初に通り芯書き始めるのめちゃめちゃ興奮した。

○ よくできたところ

• 設計がよく納まっている。動線がきれい。
• トイレ3タテ（配管が上から下までまっすぐ通る親切設計）
• 管理分門から厨房に行ける
• 図面に注釈（言い訳）が多い
• 基本的に書き忘れがない

× よくできなかったところ

• 平面図の断面線（しかも屈折）と断面図が明らかに異なる（！！！！）
• 道路側の延焼ライン忘れた～～～（！）
• アトリエ用準備室がアトリエと別階（EVに近づけて詭弁を弄する）
• フリーハンドが汚い
• 要点記述，全項目でほぼ半分しか書いてない（室不足が発覚してそれどころではなかったので）

興奮と緊張による手の震えで製図に4時間（2時間半の予定だったのに）も費やしてしまったとは言え，時間相応の書き込みに助けられました。エスキスに関しては，12月から廊下率をやめて，具体的に取りつく廊下を室とセットでとりあえず詰め込む戦法に変えてから劇的に速くなりました。すぐに収まる収まらないの判断を付けられるよう，数学的・幾何学的な制約条件を試験前数日間で整理していたことが結果的に功を奏したように思います。延期になった本試験も一応時間内にエスキスをしっかり収めているので，メインである多目的室の置き場に迷うこともありませんでした。

大金星を上げられて良かったです。